2010年01月

2010年01月09日

610.木曽義昌公史跡公園

旭市の地名の由来となったとされる木曽義昌は朝日将軍といわれた木曽義仲から数えて19代目の末裔。悲運の戦国武将です。

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秀吉、家康からあまり良く思われていなかった義昌は信濃から下総網戸(あじど)に赴いてきた。
小さな公園の入口には義昌の像がある。

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その隣には義昌の墓がある。
墓は近くの東漸寺にあるものと思ってたけど、ここにあったと言ったらいいのか、ここにもあったと言ったらいいのか。

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木曽義昌は旭市北部の椿の海に水葬されたとされるが、その時は既に干拓により椿の海は消滅していたという話もある。



hobobousou at 13:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 旭市 

2010年01月07日

609.本埜村の白鳥飛来地

印西市の旧本埜村。
田んぼの1画に水を張って餌付けしている場所に毎年多くの白鳥がやってきている。
けっこうギリギリ近くで見られることに感激。
狭いところに沢山の鳥たちが浮いてて、まるで休日の温泉状態みたいだと思いました。

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白鳥を見てて思ったんです。
「この鳥、頭が赤くない」
良く考えてみたら頭が赤いのは白鳥じゃなくて鶴でしたね。
正月だから縁起の良さそうなものを見ようと思い立って出かけてみたはいいけどなんとなく鶴と白鳥を混同してたみたい。


hobobousou at 14:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 印西市 

2010年01月06日

608.伏姫籠穴

子供の頃、NHKで「南総里見八犬伝」を楽しんで見ていた。
人形劇でのドラマだった。
「南総里見八犬伝」の故郷は富山町(現南房総市)です。
八犬伝といえば
「いざとなったら珠をだせ~♪」という歌のフレーズを思い出す。
「仁・儀・礼・智・忠・信・孝・悌」の八つの珠。

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千葉県で最も高い山、富山の登山口に伏姫籠穴がある。
八房と伏姫が籠った洞穴です。

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門をくぐり、急な階段を登るとこのような舞台のような場所がある。
床には仁儀礼智忠信孝悌の八つの文字が埋め込まれていた。

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なぜか門が閉ざされている。おまけに鍵までかけられている。
しかし、スリムな私には岩と柱の間を通れる。

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白い玉がたぶん八房と伏姫で後ろの黒い八つの玉は八犬士。

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岩井駅前には八房と伏姫の像があります。


「南総里見八犬伝」のお話しをザ~っと言うと・・・

隣国からの攻撃に悩んでいた殿は愛犬「八房」に言った。
「おまえが敵国の殿をやっつけてくれたら姫をおまえにくれてやろう」
なんと翌日八房は敵国の殿の首をくわえて戻ってきた。
約束通り姫と八房を結婚させた。
そして伏姫と八房はこの地に籠った。
八房から伏姫を奪い返そうと八房めがけて鉄砲を撃った。
流れ弾が伏姫の胸を貫いた。
命は取り留めたがその後姫は自害した。
その時、八つの光が天に向かって飛び散った。
時を同じくしてその頃全国に8人の犬士が誕生していた。
8人の犬士はそれぞれ世直しのために活躍し、やがてそれぞれのつながりについて気付き、この地に集まり里見家の復興に努める。

・・・と、まあこんなお話しです。


hobobousou at 15:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 南房総市