2010年05月

2010年05月02日

644.松虫姫伝説の伝わる松虫寺

印西市(旧印旛村)にちょっと変わった名前のお寺がある。
松虫寺。
マツムシを飼ってるわけではない。
奈良時代、東大寺を建立した聖武天皇の第三皇女に松虫姫(不破内親王)という姫がいた。
姫は重い病にかかり、夢枕でのお告げにより下総までやってきて、病が治るよう祈り、治ったということです。

以前、牛むぐりの池の写真を載せている。その時以来、気になっていたお寺です。
姫を乗せて下向してきた牛は帰りには年老いていたため、置いていくことにしたが、牛は悲しんで自ら身を投じたという池です。

1298)松虫寺
2010_0502画像0001

1299)
2010_0502画像0003
本堂には和凧のような飾りがありました。

1300)松虫神社
2010_0502画像0005
境内内には松虫神社がありました。

1301)
2010_0502画像0004
正面の扉の隙間にお賽銭投入口があって、そこから内部を覗いてみました。

1302)
2010_0502画像0006

1303)松虫皇女之廟
2010_0502画像0007
松虫寺本堂の裏側に松虫姫の分骨が納まられているというお墓がありました。

昔はよほどの僻地だったことでしょう。
都からこんな遠くまで来られた体力があれば病も治っちゃいそうです。



hobobousou at 13:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 印西市