648.飯高の妙福寺の藤650.大草谷津田いきものの里

2010年05月16日

649.関東最古の古刹のひとつ龍角寺

むかしむかし、印旛沼には龍が棲んでいました。
今は残念ながら棲んでいませんよ。神様に体を裂かれ死んでしまいました。

この地域が日照り続きで作物が取れず、住民の暮らしが困窮を極めたとき、印旛沼に棲む龍神に雨乞いすることにした。
龍神は地域住民を救うため天に昇り雨を降らせた。雨は七日間続いた。
しかし、神様に無許可で雨を降らせたため、神様の怒りをかって体を三つに裂かれ空から落ちてきた。
そして、頭の部分がここ龍角寺に落ちてきたのです。

その他の体は龍尾寺、龍腹寺とか竜頭寺とか、三つに裂かれたというが、実際にはもっと細かく裂かれ辺りにボトボト落ちてきたということでしょうね。

1314)栄町の龍角寺
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けっこう地味な寺院でした。
拝殿の後ろに蔵のようなものがくっ付いている。
国指定の重要文化財の薬師如来坐像はその中にありそう。
拝殿のガラス戸を覗いてみました。

1315)
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本尊の薬師如来坐像は709年に作られた本県最古の白鳳時代のもの。

1316)不増・不減の石
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三重とも五重とも推考される33m程の塔があった中心の礎の穴に溜まった水は雨の日も日照りの日も同じ水位を保ってるということです。

1317)校倉作り史料庫
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三里塚にあった下総御料牧場から空港建設に伴って移築された、明治時代初期の建物。
隙間から中を覗いてみたけど、からっぽでした。



hobobousou at 12:58│Comments(0)TrackBack(0) 栄町 

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